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地元用宗の漁師さんに協力いただき、静岡県産アカモクの商品化に挑戦しています
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2020年静岡市は水産の目玉として、アカモクの本格収穫・アカモクの認知度向上に注力しています。
GOLDBLUEは2019年から用宗漁港の青壮年部とずっと打ち合わせを重ね、2020年のアカモク本格収穫へ備えてきました。
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用宗漁港のメインは勿論、シラス・桜エビです。
しかし、その漁獲量が年々減っており、少し活気を失っております。さらに、今年は水温が高く、養殖のワカメも壊滅状態と厳しい状況が続いています。また、水産物に期待を寄せているのは、漁港だけではありません。静岡市の行政も『しずまえ』をブランド化したいと、奮闘しています。
私たちは、用宗漁港でアカモクの産業化を行い、静岡市の食文化としてアカモクを根付かせることで、漁港・しずまえ双方の活性化につなげていきたいと考えています。
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しずまえ・用宗アカモクの一番の魅力は、美しい駿河湾で育っていることです。
駿河湾は他の海と比べても、綺麗で豊かなことで知られています。その駿河湾で育ったアカモクは、栄養豊かで、美しいアカモクなのが特徴です。さらに、アカモクは本来『海の掃除屋』とも呼ばれるぐらい、様々な海のゴミを取り込みます。エビ等の産卵場所にもなるアカモクですが、こうした異物が少ないこともしずまえ・用宗アカモクの魅力といえます。
そして、用宗には大量のアカモクがあり、量・質ともに他県に誇れる天然資源だと確信しております。
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アカモクは旬を逃してしまうと、ネバネバが少なく商品にできません。旬の期間は1週間〜2週間しかないため、常にアカモクの成長状況を観察していなければいけません。さらにアカモクの成長は、場所が少しずれるだけでも成長の速度に変化があります。
そのため、各ポイントごとにアカモクを観察し、一番良い時期のアカモクを見極めて収獲する必要があります。
GOLDBLUEは Sarry’s Cafeのマスターが経営しているレンタルショップで、スーツとSUPを借り、アカモクの視察を行いました。視察には海藻のプロである、静岡県水産技術研究所の方も同行していただき、調査をしています。
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SUPで昨年生えていたポイントを中心に、視察を実施。昨年に比べて、量が明らかに減っていることがわかりました。また、昨年の同時期に比べると、成長が遅いこともわかりました。
原因を特定することは難しいですが、水温が例年よりも高いこと・夏の台風の影響があったのではないか？と推測しています。貴重な天然資源故、環境保護のことも配慮しながら、専門家と意見交換をしながら収獲を行っています。
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収獲してすぐアカモクを漁港で洗浄。アカモクは多くの異物を取り込みます。それを一つ一つ漁師さんと一緒に丁寧に洗っていきます。昨年同様に用宗のアカモクは異物が少なく、綺麗な状態でした。アカモクの成育状況や粘りをここでも改めて確認します。
アカモクではこの洗浄の工程が一番大切です。漁師さんも昨年の経験があり、手際良く行ってくれました。
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2020年のアカモクを収穫し、調理してみました。
まずは再度洗浄します。
続いて、アカモクの茎をとっていきます。茎は硬いので、しっかりとらないと食感に影響します。
茎を取ったあとは、サッと湯通しします。茹で時間は20秒〜30秒ほどになります。湯通しすると、アカモクは茶色から綺麗な緑色に一瞬で変わります。
湯通し終えると、冷水でアカモクをしめていきます。この時間も20秒〜30秒ほど行います。
最後はしっかりと水を切り、刻んでいきます。しっかりと刻むと粘りが出てきます。細かいほど食べやすくなります。
調理の時間等は、好みのアカモクにするための参考にしてみてください。
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静岡には豊富にアカモクがあり、情熱を持った優しい漁師さんがいます。
GOLDBLUEの務めは、静岡県産のアカモクを商品化に繋げ、駿河湾と用宗の漁師さんと一緒に『しずまえ用宗アカモク』の素晴らしさを発信していきます。アカモクはSDGsの観点からも重要な役割を担います。
海岸の清掃等、次世代につながる産業になるようにGOLDBLUE独自の活動もしています。これからも『しずまえ用宗アカモク』を推奨して参ります。これからもご支援よろしくお願いいたします。
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